まぶしく感じる、視界がかすむ、視力が低下するといった症状が現れます。
白内障になると、光をまぶしいと感じる、視界がかすむ、視力が低下するといった、さまざまな症状が現れます。
白内障の原因は、先天的なもの、外傷、アトピー、糖尿病などさまざまですが、ほとんどは加齢によるものと言われています。また、紫外線も白内障の原因のひとつと考えられます。野外に出ることが多い方には、紫外線を過剰に浴びないよう帽子やサングラスを身につけるようにアドバイスをしています。
白内障には、前嚢(ぜんのう)下白内障、皮質白内障、核白内障、後嚢(こうのう)下白内障などさまざまな種類がありますが、後嚢下白内障のように、進行の早い白内障もあります。
視力検査、眼圧検査を行います。手術が必要な場合は連携する医療機関を紹介いたします。
白内障の疑いがある患者さまには、視力検査、眼圧検査をいたします。
白内障と診断された場合には、進行の状態、患者さまの年齢、生活の背景、白内障の種類などからすぐに手術を提案するか、点眼薬での治療で経過観察を行うか決めていきます。患者さまやご家族の方が、手術を必要とされているかどうかといったご要望も伺います。
白内障が進行している方には、濁った水晶体を除去し眼内レンズを挿入する手術を提案しています。手術が必要と判断した場合には、福山市民病院など連携の医療機関を紹介しています。
症状を自覚した時には進行していることが多いため、定期的な検査をご検討ください。
緑内障になると、視界に見えない場所がある、視野が狭くなるといった症状が現れます。しかし、日常生活の中では両目で見ているため、なかなかこれらの症状に気付くことは難しく、ご自身で自覚した時には、既に病気がかなり進行していることが多いです。白内障やアレルギーなど他の病気で来院され、検査をした際に緑内障が見つかる、ということもよくあります。
喪失した視野は取り戻すことができないため、緑内障は早期発見が大切です。家族に緑内障の方がいらっしゃる場合や、近視が強い方には、40代から定期的に眼科の受診をご検討ください。
目が乾く、ゴロゴロする、不快感がある、目やにが出る、涙が出るなどさまざまな症状が現れます。
ドライアイは、目が乾いて開きにくい感じがするといった以外にも、目がゴロゴロする、目やにが出る、目が疲れる、不快感がある、目がかゆい、涙が出るなどさまざまな症状が現れます。涙が出るからドライアイではないと思われる方も多いと思いますが、目が乾いている、目に傷があるという症状があるため、それを防御しようとして涙を出すのです。
また、アレルギー性鼻炎の方に起きることが多い目のかゆみやゴロゴロ感は、ドライアイと関連して起こっている場合もあります。スマートフォンやパソコンの画面をじっと見続けるとドライアイになりやすいとも言われています。
眼圧検査、視力検査の後、症状に合わせて点眼薬による治療を行います。
糖尿病の合併症のひとつで失明にもつながる病気です。
糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症のひとつです。初期の段階では、その症状が自覚されないことが多く、失明にもつながる恐れがある病気です。
糖尿病網膜症の初期の段階である、単純糖尿病網膜症では、眼底に小さな出血が見られます。この段階では、まだ視力の低下や自覚症状はありません。糖尿病の方には、まず眼底検査を行い、現在の進行の状態によって血糖コントロールを行いながらの経過観察とするか、治療をはじめるかを決めていきます。
血糖コントロールを行いながら定期的に検査を実施。またレーザーによる網膜光凝固術で治療します。
糖尿病網膜症は、血糖値のコントロールが悪くなると進行し、きちんとコントロールされていれば改善されることもあります。単純糖尿病網膜症の初期の段階であれば、糖尿病の治療を行いながら、定期的に検査を行っていきます。患者さまご本人には、初期の段階では自覚症状がほとんどありませんが、きちんと検査に通い続けていただくことが大切です。
1段階進行した前増殖糖尿病網膜症では、レーザーによる網膜光凝固術で治療を行います。末期の段階になる前に、網膜光凝固術を行うことが重要です。
さらに進行した場合には、連携の医療機関を紹介し、手術を行う場合もあります。
花粉やカビなどのアレルゲンに反応して、目のかゆみや充血などの症状が起こる病気です。
アレルギー性結膜炎は、目がかゆくなる、充血する、目やにが出る、目がゴロゴロする、涙が出るといった症状が起こります。
アレルゲンによって、季節性のものと、通年性のものに分けられます。花粉が飛ぶ季節にだけ症状が起こるものを季節性アレルギー性結膜炎、カビやハウスダストなど一年中アレルギーの原因が存在し季節に関係なく発生するものを通年性アレルギー性結膜炎と呼びます。季節性アレルギー性結膜炎は、鼻水、鼻づまり、くしゃみといった症状を伴う場合も多く見られます。
アレルゲンの特定には血液検査を行います。点眼薬で治療を行います。
アレルギー性結膜炎のアレルゲンは、血液検査によって調べます。アレルゲンが特定できれば、ふだんの生活の中でアレルゲンを避け、アレルギー反応が起きにくくすることも可能になります。
アレルギー性結膜炎でも、眼圧検査、視力検査など一通りの検査を行い、他の病気が隠れていないかどうかを確認した上で、症状に合わせた点眼薬を処方いたします。
季節性アレルギー性結膜炎で、アレルゲンがわかっている場合には、症状が出る前に早めのご来院をご検討ください。早めに抗アレルギー薬を点眼することで、症状が軽減されると言われています。
眼鏡をかけても十分な視力を得られない状態を弱視と言います。
お子さまの視力は、生まれてから8歳までの間に、ものをしっかりと見ることで少しずつ発達していきます。成長を続けている8歳までの間にきちんと矯正視力を出しておくことが大切です。
遠視、乱視、斜視などがある場合には、眼鏡で矯正を行う必要があります。8歳までの間にものをしっかりと見る訓練をしておかないと、視神経や視覚野の発達が行われず、その後いくら眼鏡をかけたとしても十分に矯正視力を出すことができません。
8歳までに矯正視力を出す必要があるため、早期発見と早期の治療開始が大切です。
弱視にならないためには、8歳までの間に十分な矯正視力を出しておく必要があります。そのためには、早期発見・早期治療が大切です。
学校の検診で、遠視や近視、乱視などの異常が見つかったら、できるだけ早いうちに受診してください。また、斜視は、両黒目の位置がずれている状態のため、保護者の方でも見つけやすい症状です。間欠性外斜視と言って、正常な状態と斜視の状態とをあわせ持ったタイプの斜視もあります。お子さまの目について何かおかしいと思ったら、早めにご相談いただければ幸いです。
じっと座っていられるお子さまであれば、3歳頃から視力検査が可能です。